決断

最近あった出来事、職場の女性から嫌がらせを受けているということがあった。その嫌がらせは今でも続いていて、口を開けば嫌みを言ってくる。何が気に入らなかったのか、私にはわからない。

そのことだけをずっと考えて仕事中も休日も過ごしてしまっている。

気分転換やもっと言い返せるような強い人間ならよかったのだが、そこまで私は強くない。

いつかは一泡吹かせてやろうと思っているのだが、それもうまくいくのかわからない。

しかし最近私に転機が訪れた。

一年以上前に働きたいと思っていた仕事場が求人を出していたのだ。

すごく求人内容に惹かれて働きたいと思ったことを今でも覚えている。なのでそこに仕事を変えようと思っている。

ちなみに今の仕事場で働いてまだ一週間である。

嫌がらせで辞めるのも理由の一つではある。そこは本当だから言い訳はしないがそれだけの理由で辞めるのは正直ダメということはわかっていた。

ちなみに言っていたかどうかわからないが、私はアルバイトだ。

心理系の資格を取るために以前の職場を辞めもっと時給のいいところに変えようと考えたくさんの職場に面接に行ったが、ほぼ全滅。そこで補欠採用的に採用してくれたのが今の職場だ。

だが今の職場にも一度落ちていて、人数が足りなくなったりしたら改めて連絡してもいいかと言われていたのだ。

私が入った時も一日だけ出勤してそのまま辞めた子もいたのであまり長続きしない職場なのだろう。

それで今に至るのだが、また別の仕事に変えようと思った理由はまだある。そこの時給は今の職場より150円も高いのだ土日祝日はさらに50円アップ。それだけでかなり魅力的だ。

仕事内容も見た限りでは自分に合っている、しかしそこは入ってみないとわからないのはわかっている。

しかし今の職場より50倍はましだろう。

自分だけで決めたのではなくきちんと周りにも相談した。

周りの人間は私のつらさを同情して意見するのではなく状況やあくまで正しいか正しくないかで意見をしてくれる人たちだ。

反対されたら辞めずに頑張ろうとも考えていた。私も同情されるような説明ではなく今の職場は一週間しか働いてなく、嫌がらせを受けていてそれも辞めたい理由だがこのままでいいのかとも思うということ、そのこと以外はいい職場であること、行きたい職場は文脈的にはいいが実際入ってみないとわからないということ、時給や仕事内容などすべて話した。

そのうえで帰ってきた返答は一度受けて受かったら、辞めたらいいのではということだった。

それを聞いて天命かなとも思うほど気分が楽になった。

私は逃げることは悪いことではないと思うのだ。ただ逃げてしまうなら成長はないがしんどい場所から逃げて自分のいこごちのいい場所に行くために努力するなら全然いいことだと思う。

なので私はストレスのない場所を探す。

ストレスを感じないように努力をする。

嫌がらせをする人間はどこにでもいるから仕方ないと考えることも一つの意見だが、そんな人が当たり前に嫌がらせしている世界がおかしいのだ。

自分もストレスなく生き、ストレスを抱えた人の力になりたい。

私はそういう人間になりたい。